2022/12/21

サブスクとレンタルの違いとは?それぞれの定義とメリット・デメリット

食品、音楽、動画配信など多くのジャンルで取り入れられるようになったサブスク(サブスクリプション)。

今や日常的に聞かれる「サブスク」という言葉ですが、そもそもレンタルとは何が違うのでしょうか。

本記事では、「サブスク」の意味や、「レンタル」との違い、メリットとデメリットなどを解説しますので参考にしてください。また、サブスク、レンタルと混同されることの多い「リース」「リカーリング」「割賦」についても解説します。

サブスクとレンタル 言葉の定義とそれぞれの特徴

サブスクとは?

サブスクとは、契約している期間中、定額の利用料を継続的に支払うことで製品やサービスを利用する仕組みのことを指します。
もともとは、英語の「subscription」から来ているもので、英語圏では、新聞や雑誌などの予約(定期)購読を意味していました。

通信の高速・大容量化により普及した、音楽や動画の配信、電子書籍などのコンテンツも、1作品ごとの売り切りから、「聴き放題」「観放題」「読み放題」のサブスク型サービスによる提供が主流になりつつあります。

手頃な料金設定と、コンテンツの追加や入れ替えにより、長期利用のユーザーが多い事もサブスク型サービスの特徴です。またサービスによっては、会員ランクに応じた特典、端末の画面ごとに最適化されたコンテンツ、おすすめ情報など、さらに顧客満足度を高める工夫が施されています。

レンタルとは?

レンタルとは、比較的短期間の利用を条件に、物品やサービスを借りることができる仕組みのことを指します。日ごろ馴染みのあるサービスでは、レンタルDVDやレンタカーがあります。

レンタルした物品は返却することが義務となっており、多くのサービスでは、返却期限を過ぎると超過料金が発生します。

サブスクとレンタルの違いについて

サブスクとレンタルの主な違いは、次の3点となります。

《新品・中古品》

サブスクでは、売り切りに替る提供手段として、新品を扱うサービスもありますが、レンタルで扱う物品は基本的に中古品となります。

《料金設定と品目数》

たとえば動画配信とDVDレンタルを比べてみましょう。
サブスクの動画配信では、定額料金で多くの作品が観放題となりますが、レンタルDVDでは、1作品ごとに料金が発生します。

《利用期間と返却》

これもサブスクの動画配信とDVDレンタルを比べてみましょう。
サブスクではサービス加入期間中なら、観たいときに観る事ができますが、レンタルでは「1泊2日」など、期限があります。
またレンタルには物理的な「返却」作業があり、これを怠ると超過料金が発生します。

サブスクとレンタル それぞれのメリット・デメリット

サブスクのメリット

コストパフォーマンスに優れている

例えば購入で入手する場合、音楽のCDは1,000円以上、映画のDVDやブルーレイは数千円かかりますが、サブスク型のサービスでは、月額1,000円前後で好きなだけ作品を楽しむことができ、今まで知らなかった曲や映画に触れることもできます。

またサブスク型のサービスには、無料期間を設けているものもあります。そうしたサービスでは、扱っているコンテンツが自分のお気に入りか、確かめてから加入できる点もメリットです。

物が増えない

サブスクは「利用したい時に利用したいモノを利用できる」サービスなので、部屋の中がモノで溢れかえる事はありません。「断捨離」は要りませんよ。

新しい発見がある

長期利用ユーザーが多いサブスク型のサービスでは、利用履歴から嗜好に応じた商品やコンテンツをおすすめしてくれるものもあります。「あなたにおすすめの◯◯」と表示されるのを見たことはありませんか?
サブスク型のサービスは、今まで「出会わなかった」「知らなかった」ものに触れる事ができるのも、特徴の一つです。意識しなくても、新しいものを見つける事ができます。

サブスクのデメリット

利用していない期間も料金が発生する

サブスク型のサービスは、1ヶ月や1年など決まった期間の契約となり、契約期間中はサービス利用の有無に関わらず料金の支払い義務が発生します。そのため、期間中に数度しか利用しない方にとっては、デメリットを感じるかもしれません。

楽しめるのは契約期間のみ

サブスク型の音楽配信や動画配信では解約した場合、それまで楽しんでいた音楽や動画、作成したプレイリストなどは全く利用できなくなります。

レンタルのメリット

興味があるものだけ利用できる

レンタルサービスでは、自分が好きなコンテンツに絞って入手することができます。サブスク型のサービスのおすすめ表示や、コンテンツ一覧から好きなものを探すのが面倒と感じる方には、レンタルがおすすめです。

利用しない期間は料金が発生しない

レンタルサービスは「1泊100円」といったように、期間単位で料金が設定されています。サブスクのように継続型のサービスではないため、利用しない期間は料金が発生しません。

レンタルのデメリット

返却などの手間がかかる

例えばDVDレンタルでは、店舗やポストに返却する手間が発生します。近所の店舗でも、返却日の都合や天気の加減で、煩わしくなることもあるでしょう。

延滞料金などが発生する場合がある

サブスク型のサービスは、支払いエラーなどで契約更新ができなかった場合は、自動的に契約が切れるものが多く、遅延損害金などはほとんど発生しません。
一方レンタルサービスでは、返却期限を過ぎると、延滞料金などが発生します。

サブスクとレンタルの具体例

サブスク型サービスの具体例

サブスク型サービスの代表例としては、以下のようなサービスが挙げられます。

Spotify:音楽配信サービス
Apple Music:音楽配信サービス
Amazon Music:音楽配信サービス
Amazon Prime Video:動画配信サービス
Netflix:動画配信サービス
Hulu:動画配信サービス

レンタルサービスの具体例

レンタルサービスの代表例としては、以下のようなサービスが挙げられます。

TSUTAYA:DVD・CDレンタルなど
GEO:DVD・CDレンタルなど
TOYOTAレンタカー:レンタカーサービス

リース、リカーリング、割賦とは?それぞれの違いを紹介

サブスクやレンタルと比べ、リース、リカーリング、割賦(かっぷ)は、取り扱う商品・サービスが高額であること、また一般的には、個人消費者向け(BtoC)ではなく、商用利用(BtoB)あることに違いがあります。

リースとは?

リースとは、設備や機材など高価なものを長期的な期間を定めて賃借する仕組みを指します。
一般的には、リース期間中は解約ができない、または途中解約する場合は残りの期間のリース料金を一括で支払わなければならない規定が設けられています。

リカーリングとは?

リカーリングは英語で「繰り返し」を意味し、リカーリングビジネスとは、継続的に商品・サービスを購入してもらうことで収益を上げる仕組みを指します。1回目の販売をフックに、お客様とのつながりの中で、付属品や消耗品の追加販売で更に収益を上げていきます。
プリンターとトナーや用紙、スマートフォンとアプリやオプション、オフィス用コーヒーマシンとカプセルなどをイメージすると、分かりやすいでしょう。

割賦とは?

BtoBにおいて割賦とは、分割払いで設備機器等を販売する仕組みことを指します。
リースと割賦の大きな違いは、物件の所有権の保有主です。
リースの場合は、物件の所有権はリース会社が保有しますが、割賦の場合は、分割払いが完了すると所有権は買主に移動します。
一括購入と比べると、初期費用を抑えることができますが、分割払いの手数料により支払総額は大きくなります。

サブスク・レンタル・リース・リカーリング・割賦の違いを理解して適切に利用しよう

「サブスク」「レンタル」について、基本的な意味やサービス例、また「リース」「リカーリング」「割賦」との違いなどを解説しました。

スマートフォンで手軽に動画や音楽を楽しめるようになったことで、サブスク型のサービスが拡がっています。
また継続的な収益源として、多くの企業がサブスク型のサービスに注目しています。

一方、利用者側では、「サブスク」「レンタル」「リース」「リカーリング」「割賦」について、違いやメリットとデメリットをしっかり理解した上で、適切なサービスを利用しましょう。

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